【第9話】「会いませんか」と送った夜、手が震えた。

マッチングアプリ体験談

会話が続くようになった。返信が待ち遠しくなった。

次のステップは、会う約束をすること。でも、それが一番怖かった。

どのタイミングで誘うのか

会話が続いて1週間くらい経った頃、そろそろ会う話をした方がいいかもしれないと思い始めた。

でも、タイミングがわからなかった。

早すぎたら引かれるかもしれない。遅すぎたら自然消滅するかもしれない。

毎晩考えながら、なかなか踏み出せなかった。

文章を5回書き直した

ある夜、意を決して文章を書き始めた。

「先日よりメッセージをさせていただいておりますが、もしよろしければ一度お目にかかれますでしょうか」

読み返した。就活かよ、と思った。削除した。

「ずっと会いたいと思ってました!今週末とか都合どうですか?」

読み返した。重すぎる。削除した。

「まだメッセージだけなので不安もあると思うんですけど、もしよかったら一度だけでもお話しできたら嬉しいなと思って……」

読み返した。言い訳みたいだった。削除した。

5回くらい書き直して、最終的にシンプルにした。

「よかったら、どこかで会いませんか」

送信した。

手が震えた

既読がついた。

しばらく間があった。

「いいですよ、どこがいいですか?」

スマホを持つ手が、少し震えていた。

マッチングアプリを始めて何ヶ月も経っていた。プロフを書き直して、会話の仕方を変えた。

それがやっと、「会いましょう」という一言につながった。

次の記事では、初めてのデートの話を書きます。


▼ このシリーズで使ったアプリ

Pairs(ペアーズ)
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Omiai(オミアイ)
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