デートが終わった夜、連絡が来た。
「昨日はありがとうございました。楽しかったです」
僕も「こちらこそ、また機会があれば」と返した。
それで終わった。
お互いに、次の約束をしようとしなかった。「また機会があれば」の意味を、たぶん二人ともわかっていた。
デートは普通によかった
誤解のないように書いておく。
デートは悪くなかった。彼女は感じのいい人だったし、会話も途切れなかった。カフェのコーヒーは美味しかった。
「やっと会えた」という緊張が、2時間くらいかけて少しずつ溶けていって、帰り際にはわりと自然に話せていた。
でも、ずっと「普通だな」と思っていた。
嫌いじゃない。話しやすい。でも、もう一度会いたいかと言われると、よくわからなかった。
何が違ったのか、うまく言えない
家に帰って、ソファに座ってぼんやりしていた。
「なんで続かなかったんだろう」と考えたけど、理由がうまく出てこなかった。
失敗したわけじゃない。嫌われたわけでもない。ただ、火がつかなかった。それだけだった。
「会えさえすれば」と思っていたけど、「会えること」と「好きになること」は全然別の話だった。
当たり前のことなんだけど、やってみないとわからなかった。
落ち込んだかというと、そうでもなかった
不思議なことに、落ち込む気持ちはあまりなかった。
「うまくいけばよかったな」とは思った。でもそれより、「初めてのデートが終わった」という事実の方が大きかった。
怖かったし、緊張もした。でもやってみたら、なんとかなった。
次の人に、いいねを送った。
次の記事では、2回目のデートで盛大にやらかした話を書きます。
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